感じるとは│女性向け風俗sofre
五感は、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚をいいます。
人間の五感のうち、視覚や触覚・聴覚・味覚などは大脳新皮質を経由して、記憶に関係する「海馬」に届きます。嗅覚のみ経由せず、海馬にも届きません。そのまま視床下部に送られることもあり、より記憶に強く印象が残ると言われています。
五感の中でも皮膚感覚(触覚)は、唯一、自分と相手に直接的かつ相互に影響する感覚です。
身体から心へのアプローチをする学問として、身体心理学があります。
触れることの癒し効果は、経験的には太古の昔からわかっていましたが、そのメカニズムの詳細については最近の研究によって少しずつ分かってきています。
人に触れられ、オキシトシンが分泌されると、副交感神経が優位にはたらくようになり、人は心身ともにリラックスし、ストレスを軽減させることができます。最近の研究では、心臓にもオキシトシンの受容体が豊富に存在していることがわかっていて、オキシトシンによって血圧が下がり心拍も下がります。オキシトシンはストレスから心臓を守る働きも持っています。
オキシトシンは、脳内ではセロトニンの活動を活性化します。セロトニンは、不安や興奮した状態から、元の安定した心の状態に戻すはたらきをしている。特にうつ病にはセロトニンの分泌が少ないといわれているため、セロトニンを増やすことで症状を改善できるとされています。
触れ方は、ゆっくりとした速度で、皮膚に圧をかけながら触れることに効果があるとされていて、それは決して、強く揉みほぐすような触れ方ではないとされています。
物理学の法則とは逆に、生体にとっての刺激は、弱い刺激は強い刺激よりも、より大きな影響を与える可能性があり、強い刺激を与えた場合、生体の防御機能がはたらく結果、反作用の力でその影響を排除しようとする。すると結果的に、強い刺激から受ける影響は小さくなるとされています。
一般的に、強く押し揉みほぐすように痛みを与えるような刺激を与えると、脳内では脳内麻薬様物質といわれる物質が出ます。それは、痛みを一時的に抑えるはたらきをしていて、それはれは麻薬に似た成分なので、快の気分も生まれるが、この気持よさは、身体にとっては何も積極的な意味はないとされています。
ゆっくりの速度で触れると、自律神経の交感神経の働きが弱まり、副交感神経の働きが高まるため、リラックス効果が大きいです。
触覚により感じるとは、触れられた感覚を脳に伝達し、心(意識)に作用し、心が感じます。