ジル・ボルト・テイラー博士 伝説のスピーチ|女性用性感マッサージsofre
ジル・ボルト・テイラー博士 伝説。
統合失調症の兄を持つ。重い精神疾患の研究に身を投じることに決めました。
正常な人の脳と、統合失調症の脳とどう違うのか。
私が脳障害を起こしてしまった。左脳の血管が破裂した。
4時間後には私の情報処理能力を失われていった。
歩けず、話せず、読み書きも自分の生活についても思い出すこともできなくなってしまった。
二つの脳半球は完全に分離されています。
それぞれの脳半球は、考えることも違い、別々のことに関心を持ち、それぞれ別の人格を持っています。
右脳にとっては、今この瞬間がすべてなのです。
右脳は、映像で考え、自分の身体の動きを通して、感覚的に学びます。
情報はエネルギーという形で、すべての感覚器官から一気に流れ込む巨大なコラージュとして、この瞬間がどのように
見え、どのように匂いで、どのような味がして、どのような感覚で、どう聴こえているかといった感じで入ってきます。
私は、右半球の意識を通して、周囲のエネルギーとつながっているエネルギー的存在なのです。
右半球の意識を通して、一つの家族として、お互いに繋がっているエネルギー的存在なのです。
今この瞬間この場所で、地球上で兄弟姉妹であり、世界をよりよい場所にするために、この場所にいるのです。
私たちの左半球、左脳は、全く違った場所にいます。
左半球は、直線的で理路整然とした考え方をします。
その左半球は、過去と未来がすべてであり、そして、左半球は、現在を表す巨大なコラージュから詳細を拾い、
詳細の中からさらに詳細なものを拾い出すようにできているのです。
さらにそれらを分類し、すべての情報を整理し、過去の学びとすべてを結び付け、未来の可能性へと投影するのです。
左半球は、言語で考えます。
継続的な脳のおしゃべりさんが、内面の世界と外の世界を繋げているのです。
重要なのは、脳内の会話で、「私は」と言っていることです。
左半球が「私は」と言った瞬間私は、分離した存在になるのです。
私は個人となり、周りのエネルギーの流れから離れ、あなたと隔たりを感じるのです。
あの朝の脳卒中で、私は脳の境界線を失ったのです。
私の認識は、現実認識から離れ、どこか神秘的な場所から自分を見ているかのような経験でした。
身体中のすべてがスローになったように感じていました。
内部の意識に集中していると、体内で会話が聞こえてきたのです。脳が身体に指令を出している会話です。
自分の腕を見ると、自分の境界が分からなくなっていたのです。
自分がどこから始まり、どこで終わるのか。身体の原子と分子が壁の原子と分子に溶け込んでしまっているのです。
私が関知できたのは、エネルギーだけでした。
私の左脳のおしゃべりさん達は、完全にだまっていました。
私を取り巻くエネルギーのすばらしさに、私は魅了されました。
自分の身体の境界線が分からなくなった私は、巨大な広がりを感じたのです。
そこにあるエネルギーと一つになれた気がしたのです。
突然、左脳がオンラインに戻り、「助けを呼ぶんだ」と言ってきたのです。
それで私はこれは問題だと認識したけど、すぐに意識の中に戻ってしまったのです。
この空間は、とても美しかったのです。
外界と繋がっている脳のおしゃべりさんを完全に断ち切ったらどうなるか想像してみてください。
この空間では、仕事のストレスも何も消えてしまうのです。身体も軽くなった感じがしたのです。
外界の人間関係やストレスの要因がすべてなくなったことを想像してみてください。
穏やか平和を感じていました。37年分の感情の荷物から解放されたらどんな気分か。
なんという幸福でしょう。
すると突然左脳が戻ってきて、「助けを呼べ」と言ってきて、「そうだ、助けを呼ばなきゃ。集中しよう」と思って、
私の右手は麻痺していました。そこで私は脳卒中を起こしたと分かったのです。
職場の電話番号も思い出せない。言語も話せない。
救急車で運ばれ、私の魂があきらめるのを感じました。
その瞬間、私はもはや自分の人生の振付師ではないことを知りました。
ドクターが私の身体を救って、人生のセカンドチャンスを与えてくれました。
その日の午後、その時、私の心は二つの現実のはざまで宙づりになっていたのです。
感覚から入ってくる刺激は、痛みしかなく。
自分の身体の状態も分からなく、自分の身体が大きく拡大する感じでした。
私の魂は、静寂な海を大くじらのように、天国をみつけたのです。
小さい身体の中に私を押し込むことはできないだろうと覚えています。
でもまだ自分は生きている。生きながら天国を見つけた。
私ができたのだから、誰でも天国を見つけることはできるのだろうと分かったのです。
美しく、平和で、思いやりがあり、愛に溢れた人々が、いつでも来れることができる世界を思い描きました。
もし左脳が右脳に歩み寄ることができれば、平和が訪れるのです。
この脳卒中が、私たちの生き方にひらめきを与えてくれました。
我々は二つの認識能力を持つ宇宙の生命力なのです。
この瞬間どんな人間であろうとするかを選ぶ能力を持っているのです。
右脳の意識に踏み入ることができるのです。
私は宇宙の生命力で、存在するすべてのと一体なのです。
左脳の意識に踏み入れることもできますし、個人として存在することもできます。
全体と区別され、あなたとも区別されています。
私たちは、右脳の深い回路を働かせれば働かせるほど、私たちは素晴らしい時間を過ごすことができるのです。