五次元界モデルと超意識体｜女性用性感マッサージsofre

五次元界モデルと超意識体｜女性用性感マッサージsofre

我 々 はす で に 4 次 元界 が存 在 す れ ば時 間 と空問の 制約 を超 え て 臨死 体 験 に 見 ら れ る 内部 透視 、 360度視 野 、 未来 の 記憶 、 全 生 涯 展 望 と いっ た 超 感 覚 的 知 覚 が 説 明 で きる こ と を考 察 した 。 さ らに 、 何故体外離脱する ときに 必ず上 から地 ヒの 状 況 を見 る の か 、又 何 故体外離脱 す る超意識体か らは 地上 の もの が 見 える の に、 地 上の 人 間 か らは こ の 超 意識 体 を見 る こ とが で きない の か も解明 し た。 我 々 の 宇宙 を ア イ ン シ ュタ イ ン の 4 次 元 時空 連続 体 と考 え、 我 々 の 4 次元 時 空 連続 体 を超 え る仕 方 で 5 次 元 目の 世 界 が存在する とすれ ば 、臨死 体験 に み られ る 上 記 以外の 通 常 で は あ り得 ない 現象 も説 明 で きる こ とを、 こ の 小 論の 考察 に よ っ て 明 らか に した い 。
5 次元 空 間 の 完 全 な知 覚体 か らは 3 次元 空 間に あ る すべ て の もの の 内部 を見 る こ と も、 3 次元 空 間 の あ る対象 を 360度の 角度 か ら 同時 に みる こ と もで き る 。 超意識 体は 4 次 元時 空連 続 体の 時 間 と空 間 の 制約 （距 離 に よる分 離 ）を超 えて い る 。 5 次元界 は我 々 の 4 次 元 時空 界 を超 越し て い る の で 、我 々 に は 一切知覚で き な い 。

1 5 次元 界 と不 可分 の 統 合 体と非 局所性

線 は無数 の 点の 結合 か ら構 成 され て お り、 線は そ の 線上 の すべ て の 点を結合 して い る。 面 はそ の 面 上 の すべ て の 線の 結 合か ら構成 さ れ て おり、面 は そ の 面上 の す べ て の 線 を 結合 して い る 。

立 方体 は 無 数 の 面 の 結合 か ら構 成 さ れ て お り、立方体は そ の 立 方体 内の すべ て の 面 を結合 してい る 。 立 方体 は 同時 に而上 の すべ て の 線 と線 上の す べ て の 点 を結合 して い る 。 5 次 元 は立方 体をすべ て 結合 し て お り、同時 に立 方体 内の すべて の 面 と線 と点 を結 合 して い る 。 5 次元 で は 、3 次元 で 分離 し て い る 部分 （物体）が すべ て 統合 され て い る （重 ね合 わせ ・共 存 ）。 従 っ て5 次元 界 の 超意識体 は 、 臨死 体験に お い て 見 られ る よ うに 、 我 々 の 物 質界 の ど の 空 間上 か つ 時間上 の 点 に も 自由 に接 す る こ と が で きる 。 言 い換 え る な らば 、 5 次元 界 の 超 意識 体は 、我 々 の物 質界 の どの 空 間 に も、 ど の 時 間 に も偏 在 してい る。 （意 識 の 偏 在 ）3 〕 5 次 元 界 は 我 々 の 物質 界を内包 （内在）して い る と同時 に 超越 して い る。我々 の 物質界 は 5 次元 界 の 部分で あ るが 、同時に 5 次元界 は、我 々 の 宇宙 と は別 の 所に 存在 し
て い る の で は な く、 重 な り合 う仕方で 共 存 し てい る。 世界 は一つ で あ る が、我 々 人 間 に は、脳と肉体の 制約 に よ っ て 、物質界 しか知覚で きない だ けで あ る。
ベ ル の 不 等式 と ア ス ペ 等の 実験 に よ っ て 、 一度相互 作用 した 二 つ の 電 子 は 、 ど ん な に遠 く離れ て い て も全 く時 間 を要 せ ず、情 報 を伝達 な しに 、 かつ 因果 関係 もな しに 、 互 い に 反応 し合 うこ とが 実証 さ れ た （非局所性 ）。 ま た ウ ィ ー ラーの 遅 延 選択実験の 成功 に よ っ て 、光子 の 無時間性 も実 証 さ れ た 。 こ の こ と は 物質界 の 時間 と空 問 に よ る分 離 （距離 と過 去 ・現 在 ・未来） を超 えた 、すべ て の もの が 分 離 す る こ とが 出来 ない 仕 方で 一つ の 統合体 を形 成 して い る 世 界が 存在 して い る こ と を示 唆 して い る  ．ボーム は、こ の 非局所性 を高次元 空 間モ デ ル か ら説 明 してい る 。 例 えば 水槽 中 の 魚 の 泳 ぎを前方 とサ イ ドか ら 2 台の テ レ ビ カ メ ラ で 写 し て 、 2 台の 受像器で 魚 の 動 きを 見 る と、 両 者 の 動 きは 即 時 に対応 して い る。 両 者 の 間に は情報 の 伝 達 も因果 関係 もな い 。 画面 は 3 次元 の 実在 （魚）の 2 次元射影 （断面） で あ っ て 、 3 次元 実在 は 2 次元 射影を含 む が 、 2 次元 射影 の ど ち らで もな く、それ らを超 えて い る。 同様 に量子 の 非局 所性 の 場合で も因果関係は な く、 電 子 は 高次元 空 間の 実在の 射影 （断面 ・ホ ロ グ ラ ム ） に 過 ぎない 。 包み 込 まれた 秩序は 高次元 空 間 で あ り、 すべ て の部分 が完全 に 相互 に 結合 し合 っ て い て 、分離する こ とが で きな い 仕 方 で 一つ の 統合 体 を形 成 して い て ホ ロ ム ーヴ メ ン トに な っ て い る 5 〕。 5 次元 空 間で は すべ て の 部分が 完全 に相互 に結合 して い て 、分離 で きない 仕 方 で 一つ の 統 合体 を 形成 さ れ て い る とすれ ば、電子 の 非局所性 は 、 5次 元 空 間に あ る 実在の 3 次 元空 間上 で の 現 象 であ る と い え ようE ）。

皿 5 次元 界 と空 間的不 可 分 性

（1） 5 次元界 と 遠隔 透視

2 次 元 空 間で は 線 で 遮 られ る と、 そ の 線 の 向こ う側 の もの は見 え ない が 、 3 次元 空 間 を用 いて 上 か ら見 れ ば、 線 の 向 こ う側 の もの もすべ て一望 で きる 。 同様 に 5 次元界 か らは 3 次元 空 間の すべ て の もの が な に もの に も遮 られ る こ となく一望 で き よ う。従っ て 変容 した 超意識体の 出来事で あ れば 、 遠 隔透視 の 例 は説 明 で きよう。

（2） 5 次元 界 と360度完 全視野

臨死 体験 の 事例 に は 、超 意 識 体 が 360 度 の 完全視 覚 を備 え て い た とい うもの が あ る 。360度視野 とい っ て も具 体的 に は 2 種類 ある 。 一つ は超 意 識体 が 全 く体 を動 か す こ と な く、 自分 の 周囲 の もの を360度 同 時 に 見 る こ とが で きる という もの で あ る 。 こ れ は 3 次 元 空 間 か ら 2 次 元空 間 の す べ て の も の が 同時 に 一 望 で き る よ うに 、 5 次元 空 間 か ら 3 次元空 間の す べ て の ものを 一度 に 一望 で きる 事 か ら 理 解で きる 「宇宙 の 中 心 で は 、全 方 位 で 完全 な360度 の 視 界 を体験 した 。 抑 と言 わ れ て い るが 、 宇 宙の 中心 が5次 元 の 宇 宙 意 識の 世 界で あ れ ば， 光 の 存 在 は360度の 完全視野 を備 えて い る もの と思 わ れ る 。今 一つ は、 対 象 物 が 一度 に 360度 す べ て の 角度 か ら完全 に 見 え る とい う例 で あ る。 こ れ は超意識 体が ト ン ボ の よ うに 球状 視 野 を備 え て い ても不 可 能で あ る 。 しか し 3 次 元 空 間か ら 2 次元空 間の 立 方体 が 360度 の 角 度 か ら同 時 に 見 え るよ うに 、 5 次 元界 か らは 3 次 元 空 間の 立 方体 を一度 に360度の 角度か ら見 る こ と が で きる。
例 を挙 げ る と 「臨死 体験 の 時 、 体 外離 脱 して私は ベ ッ ドの ヒの 自分 の 身体 を360度、前、後、側面か ら同時に 見た 。」「私 は生 ま れ て 初 め て 自分 の 姿 （ベ ッ ド上 の自分 の 肉体） を 3 次元 で 見て い ま した 。鏡 に 映っ た 自分 の 姿は 平 面 で しか ない 。 霊 の 目は あ らゆ る方 面 か ら、 しか も一度 に 見 え て しま う。 前か ら、 後 ろ か ら、横か ら思 い の ま まに 、
しか し臨死体 験 の 例 の 中 に は、 5 次元 界の 対 象 を360度すべ て の 角度 か ら見 る こ とが で きたと言 わ れ て い る もの が あ る 。
「光 の 世 界 で は 、 天使 を360度 の 角 度 か ら見る こ とが で きた 。 前 方 ・後方 ・上 か ら ・下 から ・両 サ イ ドか ら等 」
す で に 述 べ た よ うに 、 5 次 元 界で は すべ て の部分が 完全 な仕方で 相 互 に 分 離 で きない 仕 方 で一つ の 統 合体 を 形 成 して い る の で 、 5 次 元 界 には 距 離 に よ る分 離 と い う もの は ない と考 え られる 。 従 っ て 5 次 元 界に は 、 固 定 した 空 問上 の 方位 や 位 置 （場所） と言 っ た もの は な く、固定 した 形 態 とい うもの は な い と思 わ れ る。偏在す る宇宙意識 へ と拡 大 し た 5 次 元 界 の 超 意識 は、 欲すれ ば す べ て が 実現 す る思 念 形態 （ホ ロ ム ーヴメ ン ト）の 世 界 に な っ て い る の で 、 同時 に 空 間上 の い か な る 視 点 で も とる こ とが で きる か ら、5 次 元界 の 超 意 識 は 、 5 次 元 界 の もの を同 時 に360度の 角度か ら見 る こ と が で きる もの と考 えられ る 。PD ．ウ ス ペ ン ス キ ーは 5 次 元界 に つ いて 「測 定で きる もの は ない 。 立 方体 と共通 す るもの はない 。 右、 左 、 上 、下、立体線、図形 と似 た もの は ない 。同時 に こ の すべ て が存在する 。距 離 は な い 。 弛緩 的 な特性 （内的類 似性や 相違性 、共 感 、反 感 ）に よっ て 距 離 は決 まる 。 」 と
指摘 して い る
こ の こ と は 次 の 臨 死 体 験 か ら証 言 され て いiる 。 「光の 世界 に は 方 向も大 き さ もな い 。 川 、谷 と言 っ た 場 所 もない 。 私 は 名詞 （人 間、 場所、事物）で あ る こ と を止 め ， 動 詞 （行動） に な って い た。 」 と述べ られ て い る。
こ こ で は光 の 世界に は、固定 した形態 、従 っ て 物体、位 置 （場所）、方向 と言 っ た もの は な く、すべ て は 関係の 中 の プ ロ セ ス 、 行動、 ホ ロ ム ーヴ メ ン トに なっ て い た と言わ れ て い る 、 しか し ホ ロ ム ー ヴ メン ト内で 思念形態が 暫定的な イ メ ージ を生 み 出す こ とが で きる 。 別 の 例 で は 「私 は 顔 も体 も持 たな い 。私 は どの 方向へ も顔 を向ける こ とはなか っ た 。 360度 を 同時 に見 る こ とが で きた 。 空問中 の 眼球 で あ る かの よ うに 、 私 はす べ て の もの 、至 る所 の すべ て の もの が わか っ た。 360度 のす べ て を 見 た だ け で は な く、 我 々 が 備 え て い ない 他 の 感 覚 で すべ て を知 っ た。 そ れ は普遍 的な知識 で あ っ た 。 」とい わ れ て い る 。 こ の 例 は超意識体 に は 固定 した 体や 顔が な い こ と、従 っ て方向 と い う もの もな く、 宇 宙 の 全 知識 をキ ャ ッチ で きる こ と を示 して い る 。 対 象物 を360度の角度 か ら同時 に 見 ない と、完 全知 識 とは な らない で あ ろ う。
「私は 体 を備 えて い た が 、 肉体 とは 全 く別のもの 。 私 は 浮 動 す る 眼球 の よ うに360 度 1 度 に見 えた 。 そ こ に は 方 向 も大 きさ もない 。 」 こ の2 つ の 例 で は 、 体 に つ い て 相 矛盾 して い る こ とが 述 べ られ て い る が、 固定 した形態 は 5 次 元界に は な い の で 固定 した 体 は な い が 、思念 形 態 として 暫 定的 な体 は 生 成す る こ とが で きる もの と思 われ る 。
「体 外 離脱 した 時 は“あ そ こ” を’こ ご と感 じた。 「‘‘ あ そ こ” は私が“ こ こ” と思 っ た瞬間“こ こ ”に な った。
“こ こ” とか“あそ こ’と い うの は 、 私 と い う存在が そ の 瞬問 に 定義する 尺 度 に す ぎない 。 」

瞑想 中 に も似 た体験が 報告 され て い る。
「深い 瞑想状 態の 1 つ の 問、 と て も深 くて 驚く体 験 を した。 私 の 両 目は閉 じて い るが、突然すべ て の もの を見 る こ とが で きた 、 1 部屋全 体の 中 の 自分 を。 ど こ か ら私 は 見 て い た の か 分 から な い 。 私 の 両 目か ら、あ る い は 1 つ の 視 点 から私 は 見 て い なか っ た 。 至 る所か ら私 はすべ ての 物 を見て い た よ うだ。 私 の 体 の すべ て の 細胞と私の 周 りの すべ て の 粒子の 中に 両 目が あ っ たよ うだ 。私 は 同時に 前方か ら、上か ら、下 か ら、背 後 か ら等々 見 る こ とが で きた 。 … 見 られた物 か ら離 れ た観察 者 はい ない ようだ っ た。 覚醒 の み が あ っ た 。 」
「瞑想 中 は 肉体 か ら解 放 され 、 透過 性 の 光の流 れ と な っ て 全 身の 気 孔 か ら外 に 流 れ 出 した 。
肉体 とい う殻 に 限定 され て い た 感 覚 が拡 大 され 、周 囲の 原子 す べ て を 自分 の 体 と し て 感 じ る 。
今 や 広大 な全 方位 的視 野 に変 わ っ て 、上 下、 左右、前後 の 一切の もの が 同時に 知覚さ れ た」〕
こ れ らの 例 は 肉眼 と い う制 約 を離れ て 、 対象物 と一体 に な り （万物 一体 性 ）対 象 そ の もの にな っ て 知覚す る こ とを 示 し て い る 。

（3） 5 次元界 とテ レ ポ ーテ ーシ ョ ン

すで に 述べ た よ うに 、 5 次元 空 間で はす べ ての 部分 が 完全 な仕 方で 相互 に結合 し、分け る ことの で きない 仕方で 、一つ の 統合体 を形成 してい る の で 、異 な る二 点 間 の 距離 とい う分離 は存在 しな い 。 臨死体 験 に は 、 体 外 離 脱 した 超 意 識体が我 々 の 3 次元空 間をテ レ ポ ー トす る例 が 多く報告 され て い るが 、 こ れ は未 知 の エ ネル ギ ー体が 5 次元 を用 い て 、我々 の 3 次元空 間の 異 なる 二 つ の 地 点を テ レ ポ ー トする た め に考え られる 。 注 意すべ き点 は、 テ レ ポ ーテ ー シ ョ ン が 3次元 の 特 定 の 地 点 か ら別 の 特 定 の 地 点 に 瞬 問移動す る とい う点で ある 。 5 次元 の 非局所意識 体に と っ て は 、物質界 の 空 間 に よ る 分離か ら は 解放 され て い る が 物質界の 特定の 空 間上 の 特定 の対 象 に 自 らを局 所化 す る た め で あ る と 思 わ れる 。
5 次 元 界で は、 距 離 に よる 分 離 を書 う空 間 が存在 し ない の に、 5 次元 の 光 の 世界 で も未 知 のエ ネル ギー体 が テ レ ポ ー ト して い る 例 が 見 られる の は 、 3 次 元 の 世界 に 戻 っ た 臨死体験者 が 、5 次 元 で の 体験 を 3 次元 の 世 界 に合 う よ うに 、脳が 解釈 し て い る た め で あ る と考 え られ る。

（4） 5 次元 界 と 物体 の 素 通 り ・タ ッ チ 不可

D ．ボ ーム に よ れ ば 、 高次 元 空 間 （包 み 込 まれ た 秩序）で はす べ て の 部分が 分 け る こ とが できな い 仕 方 で 、一つ の 統合 体 を形成 して い る ので 、 それが 3 次元 空 間で 射影 （断面 ・ホ ロ グ ラム ） と して 作用 す る と、 抵 抗 が ゼ ロ に な り、 コヒ ー レ ン ス 状 態 とな り、超伝導 ・超活動 現象 が生 じ る。超伝 導で は 絶 対零 度 の 物 体 内 を、電 子が ま る で 何 もな い か の よ うに 物体 を通 り抜け てい く）。 臨 死体 験 で は 肉体 （物質）か ら解放 された超 意 識体 が 物体や 人 間 を素通 り し、 物体 や人 間に タ ッ チ す る こ とがで きない とい う事例が へ 多 く見 られ る 。 肉体 （物 質 ） か ら解 放 さ れ た 超意 識 体 は 、電磁 力 と相互 作 用 しない の で 、すべて の 物体 や 人 間 を素通 り し、 すべ て の 物体や 人間 を タ ッ チ で きない もの と思 われ る。

5） 5 次 元界説 と臨死 体験の 相違 点

5 次元 界 説 で は 、 5 次 元 空 間の 物体 は 3 次元空 間 に 接 す る こ と が で きる 。 （従 っ て 足 跡 が 見え る ） 5 次元物 体 の 断面 が 3 次元 の 人 間に もわか る 。 3 次 元 の 金庫 の ドア を開 けずに 内部の もの を 盗 み 出す こ と が で き る。 しか し臨死 体験で は 、 肉体 （物質） を離脱 した 超 意識 体 が 3 次元 の 入 間 に も見る こ とが きる とい う例 は な い 。ま た 3 次元 の 金庫 の ドア を 開けず に、内部の もの を取 り出す こ とが で きる と い っ た類 の 例 も見られ ない 。 こ の こ とは 5 次元 界説の すべ て の 点が 、 臨死体 験 に妥 当する 訳 で は な い こ とを意 味して い る 。 臨死 体験体 の 場合 に は 、 す で に 述べた よ うに 肉体 （物質）か ら離 脱 し た 超意 識 体が
電磁 力 と相互 作用 を しない た め に、すべ て の 物体 を素通 り し、 物 体 と タ ッ チ で きない もの と考え られ る 。

皿 5 次 元 界 と未来 と過去 の 透視

ア イ ン シ ュ タ イ ン の 4 次元 時 空 連 続 体 説 では 、 時 間 は 4 次 元 目 と して 空 間化 され て い る ので 、 我 々 の 宇 宙の 事象 は すべ て 静止 状態で 存在して い る。 しか し人 問 は タ イ ム ス リ ッ トとい う脳 に よ る制限 を受 ける の で 、 現在 しか知 覚 す るこ とが で きない た め に 、 本 来 静止 して い る 世界の 事象 が 、 時 間 と共 に 変化 して い くよ うに み える。 しか し 5 次元 界 の 完全 な知 覚 体 か らみ れ ば、4 次元 時空連続 体の 事象はす べ て 、 静止 して 存在 し て い る だ けで あ る こ とが わ か る で あ ろ う。
こ れ を例 えて み れ ば、夜飛 び 立 つ 飛 行機の 窓から見 る と、 飛 行場 の 照 明灯 が 次 々 と過 ぎ去 る のが 見 え る が、 上 空 か ら見 る と照 明灯 か ら は飛 行場 で 静止 して 存在 し て い る だ け で あ る こ と が わか る よ うな もの で あ る。 言 い 換 える な らば 5 次元 界 の 完 全 な 知覚 体 か ら は 時 間 （過 去 ・現 在 ・未 来） を どの 瞬間 で も同時 に すべ て を一望 できる の で 、現 在 しか 存在 しな い と言 うこ とで ある 。 こ こ で 看 過 され て は な らない 点 は 、 4 次 元時 空連 続体 で は 、時間 は 空 間化 さ れ て い る の で 、時 間に は過去 ・現 在 ・未来 と い う区別 は空 間上の 区別 と して 存在す るが 、 5 次 元界 の 知覚 体 の目か ら見 る と過 去 と現 在 と未 来 の 出来 事が すべて 同時に 一望 で きる とい うこ とで あ る 。 臨 死体験 で は 、 本 入 が 5 次元 の 非局所 的知覚か ら 自分の 生 涯全 体 を 4 次 元 時空 連続体 の 時 間 の 順序 に従 っ て 瞬時 に 展 望 す る とい う事例 が 多 く報告 されて い る

V 5 次 元 界 と テ レパ シ ー

す で に 述べ た よ うに 5 次 元 で は すべ て の 物 が完全 に 相互 に 結合 し合 っ て 、 分 離 す る こ とが できない 仕 方 で 、 1 つ の 統合 体 を 形 成 して い る 。個 は 存 在 して い る が 、オ ーケ ス トラ の 音楽 の ように 、個 は 完全 に ハ ーモ ニ ーを形 成 して 、 全体と して 1 つ に統 合 され て い る 。 宅体 と客体 の 分離 とい うもの はそ こ に は な い 。 従っ て 5 次元界が 物 質 で はな く意 識 に よ っ て 、構成 さ れ て い るとす れ ば、すべ て の 超意識 体が 、 言 葉 とい う手段 を用 い る こ と な しに 、 心 か ら心 へ 直接 瞬 時 に互 い に 意志 を通 じ合 うこ とが で き、完 全 に 相互に 理解 し合 える もの と思 わ れ る 。 臨死 体験 で は、体 外離 脱 して 5 次 元 界に 変 容 した 超 意 識体 が 、地 上 の 人聞 の 心 が 読め た とい う例 や 、体外離脱後 の 超 意 識体 同志 と光 の 世 界 の 光の 存在 と、 言葉 な しに心 か ら心へ と直接 意志 を伝 え合 う こ とが で きた とい う事例 が 多 く見 られ る 。 肉体 もなく、 言葉 も用 い る 必要 もない の で 、 意 図 を 隠 した り、 誤解 した りす る こ と もない と 言わ れ て い
る 。

V 5 次元 界 と宇 宙意 識 と個 人 意 識

5 次元界 に完全 な知覚 を備 えた宇宙意識 が 存在 す る とす れ ば 、 宇宙意 識 は 非 局所 的 な振 動する意 識 の 統 合 され た 場 で あ ろ う。 す で に 指 摘 した よ うに 、 5 次元 界 は 4 次元 時 空連 続体 の すべて の 部 分 を完 全 に 相 互 に 統合 した仕 方 で 、時 間と空 間の 分離な し に、1 つ に 統合 して い る の で 、宇 宙 意 識 は 我 々 の 宇 宙 の 全 情 報 を持 っ て い る 。
脳は 5 次元 界の 宇宙意識 を我 々 の 物質界に マ ッチ した 仕方 で 変換 した 結 果 と して 、我 々 の 通常の 個 人 意 識 が 成 立 し て い る も の と 考 え ら れ る 。
従っ て 宇宙意 識 と比 べ る と、我 々 の 通 常の 個人意識 は 、 こ の 物 質 界で 生 きる の に 必要 な もの に限 られ て い る た め に 、 知覚 能力 も受信 す る情 報もか な り制約 され て い る （脳 バ ル ブ 説）。 意 識そ の もの は 場の よ うな存在 な の で 、 脳 、 肉体内に 内在 す る と同 時 に 、脳 ・肉体 を超 えた 5 次 元界 に も超 意識 体 と して 存在で きる 。通 常我 々 が意 識 を 自分 の 脳 内に あ る と思 っ て い る の は、 5次 元 界 の 非 局所 意 識 を脳 内 に 局所 化 して い る ため で あ ろ う。 ホ ロ グ ラム で は 3 次 元 の 立 方体 が2 次 元 の フ ィ ル ム の 中 に織 り込 ま れ た 秩序 を形成 して い る よ うに 、個 人 意識 は本 来 5 次 元 の 宇宙意 識 が 脳 ・肉体 （4 次元 時空連 続体） 内 に織り込 まれ た ホ ロ グ ラ ム （射 影 ） で あ る と い え よう。 ホ ロ グ ラ ム で は コ ヒ ー レ ン ス を フ ィ ル ム に照射 しな い 限 り、 3 次 元像 が 表出 され る こ と はない よ うに 、 目常 の 感 覚の 時 に は 、意識 は 脳 ・肉体 内に あ る と しか 感 じ ら れ な い 。宇宙意 識 と一体 と なっ た 時 、臨死 体 験が 真 の ホ ーム に 戻 った と実 感 し、 宇宙 意 識 を物 質界 に 誕生 す る 以 前か ら知 っ て い た こ とを思 い 出 すの は、 個 人意 識
が 本来 5 次元 の 宇宙意識に 由来す る か らだ と思わ れ る ， 意識 は 本 来 5 次元 界 に 源が あ り、 4 次元 時 空連 続体 の 物質 界 （脳 ・肉体 ） と は起 源 を異 に し て い る 。 体外離脱で 意識だ けが 5 次元 界に移 行 し、 肉体 は物 質 界 に 残 され る の は そ の ため で あ ろ う。 こ の 点 は 多次 元 的二 元論 （ホ ーラル キ ー） を 指示 して い るが 、通 常 の 二 元 論を支持 して い ない 。
体外離脱 に よ っ て 、 個 人意 識 は 脳 に よ っ て 物質界に制約 さ れ た状態 か ら解放 され、 5 次元 界の 宇 宙意識へ と変 容 す る。 この 時個人 意識 は 宇宙意 識 と一体 に な る まで は拡 張 し、 宇 宙意識 の全 知 識 と完全 な知覚能力 に あずか る 。 臨死体験の 多 くの 事例 に み られ る 空 間 の 透視 （内部透視 ・遠 隔透 視 ・360度完 全 視 野 ）や 時 問上 の 透視 （過 去 と未 来 の 透 視） や テ レ ポ ーテ ー シ ョ ンや 言葉 な しの 完全 な意思伝 達 と完全 な理解 が この 点か ら説 明 で きる。
す で に 考察 した ように 、 体外 離脱 した 超 意 識体か ら地 上 の もの が 見 え、地上 の物音 も聞こ え、地 上 の 人 間 の 話 し声 もわ か るが 、 逆 に 地上 の 人間 か ら は こ の 超 意識 体 を見 る こ とも聞 くこ ともで きな い

ま た す で に 指摘 し た よ うに 、体外離 脱 した 超意 識体 か らは 、地 上 の 人 問の 心 は 読め る が、 地上 の 人聞か らは こ の 超 意 識体 の 心 は読 む こ とが で き ない 。 体 外 離 脱 した 意識 体 が 、4 次 元 時空連 続 体 か ら 5 次元 界 に 変容 した とすれ ば、 こ の よ うな現 象は 可能 で あ る。 さ らに 体外離脱 し た 意識 体が 必 ず と 言っ て い い 程、何 故上 か ら地上 の 状 況 を見 下 ろ す の か も、 5 次元 界モ デ ル か らの み 説 明 で きる 。 なぜ な らば 5次 元界に 移行 し た 非 局所心 は 、 4 次元 時 空 連 続体 内に 存在 す る もの を 肉体 を超 えた 外 か ら見 る か らで あ る 。 もっ と も必 ず 上か ら見る とい うこ とは、肉体か ら解放 さ れ た超 意識体 は 、重 力か ら 自由
に な る こ と と関連 して い よ う。 単 な る超 感覚 的知覚 説 で は こ れ らの 点は 説 明 で き な い 。
また臨死 体験 者 が 自分 の 全 生 涯 を展 望す る時に 、 4 次 元 時空連 続体 内の 自分 の 過 去 と未 来 の出来事 を 外か ら第 3 者の よ うに 瞬時に 望 す る点 も 5 次元 とい う視 点か ら解明 で き る。

V［ 5 次元界 へ の 移行 と脳 と意識の 変容

J．E ．バ イ ヒ ラ ーは 臨死 体 験 が 物 質界 の 個 人意識 が 脳 を 通 じて 5 次 元 界の 普遍 的意 識へ と移行 ・変容 す る 出来事 とみ て い る ）。
L．オ ー ダ イ ン に よ れ ば 、 臨 死体 験 は脳 の 特別 の 神 経 単位 の 要素 が 自己組 織化 し たマ ト リ ック ス （意 識）が トン ネル （ワ ーム ホ ー ル ） を通っ て 超 空 間へ と変換 さ れ る 出来 事 とす る説 を唱え て い る。
R ．ラ ッ カ ーは 脳 が 薄い 5 次元 の 高次的厚 みを備 え て い て 、心 が 脳 を超 え て 超 空 間 に侵入 して い る こ とは 可能だ と して い る）。
J．C ．マ ッ ク ス ウ ェ ル も、 人 間の 魂 は 、 もつ れた結 び 目で あ っ て 、それ はエ ーテ ル の 渦輪の 上に あ り、それ をほ ど く秘密 は 5 次元 空間 に あ るとみ て い た）
o 宇宙 意 識 と超 意 識体が 5 次元空間 と関連 して い れ ば 物 質界 の 4 次 元 時 空 連 続 体内 に含 まれ て い ない の で 、 物 理 的 に は 観察不 可能 で あ る 。
J．R ，ス ミ シ ーズ は 、意識 を精神空 間 とみ な し、4 次 元 目の 空 間 と解 して 、脳 が 4 次元 空 間の 意識 と 3 次 元 空 間の 物 質界 との 接点で あ り相 互 作用 し て い る 所 で あ る と主 張 して い る。 A ．L．ラ ン ス キ ー も意識 を 3 次 元 物体 （肉体） に 作用す る 5 次 元 の 力 で あ り、統合 す る場で あ る とみて い る 評 こ れ らの 説が 正 しけ れ ば 、体 外離脱現 象は 意識 と 肉体 と物質の 2 元 論 で は な く、 2元 的知覚に す ぎな い こ と にな り、 意 識 は 肉体 内に は 含 まれ て い な い こ とに な る の で 、意 識 と肉体が 分離す る プ ロ セ ス を 報告 して い る事例 を うま く説 明 で きない 。
佐 々 木茂 美 は、 無形 の 5 次 元 界 に は 、時間 と空 間 と量 子真空 の ゼ ロ 点エ ネル ギ ー，気 、 サ トル エ ネ ル ギ ー と い っ た 未知 の エ ネ ル ギーが 存 在して お り、そ の 宇 宙エ ネル ギーが ゼ ロ 磁 場 と変性 意 識状 態 を介 して 、我 々 の 4 次 元 時空 連続体に 流 れ て くる こ とに よっ て超 常現象が 引 き起 こさ れる と唱 えて い る33）。 我々 の み る と こ ろ で は 、臨死体 験 と体 外 離脱 こ そ 、ゼ ロ 磁場 で の 現 象 であ り、 4 次元 時空連続体 （肉体 〉 か ら個 人の 意識 が 5 次元 界へ と移 行 ・変容 す る 典 型 的 な 出来事で あ る と思 われ る 。 意識 の 変 容 は 肉体 と脳 にお ける 周波数の ア ッ プ に よ っ て 引 き起 こ されるもの と考 え られ る 。
臨死 体験者 に よ れ ば 、 肉体 か ら解 放 され た後に 、 我 々 の 個 人 意識 は宇 宙 と 1 体 に な り、真の自己 を発見 す る とい う。 我々 は夜夢 を見 て い る時 に は 、 目覚 め て い る 昼 間 の 時 の 自己の こ とを全 く知 らない が 、朝 目覚め て み る と、同 じ 自己が 夢 をみ て い る 時も目覚め て い る と き も存 続 して お り、夢 は 自己 に と っ て 生 涯 の エ ピ ソ ー ドに過 ぎない こ と が分 か る 。 こ の 物質界で も生 涯を夢 に 、 死 を 目覚 め に 例 える な ら ば 、通常の 個 人意識 は 、 こ の 物質界 で の 夢 とい うエ ピソ ー ドであ っ て 、 臨死 体験 は 5 次元 界で の 真 の 自己 の 真の 目覚め で あ る と言 え る か も知れ な い 。 こ の ことが 臨死体 験 の ま さに 人生 回 顧 で 生 じて い る ことに 他な らない 。

W 5 次 元 界 と臨 死 体験 の 事例

最 後 に 5次 元 と明記 して い る 臨死 体験 の 事例を 紹介 し よ う。 死 な し の 体験 例 で あ る が 「トンネル の 橋 に、 トッ プが 開 く青色 の 袋が あ り、 その 袋 の トッ プの 所 に い くと、そ の 袋か ら吐 き出さ れ た 。 こ の 時 私 は 完全 に 5 次 元 を理解 で きた。5 次 元 界 に は 過去 ・現 在 ・未来 の す べ て の 人 間の 全 知 識 の 総 計が あ っ た 。 すべ て の 知恵 は 、集合 的知 識 の プール か ら由来 し、我 々 が 学ぶ すべて の こ と も、すべ て の 人 が 利用 で きる よ うに プール さ れ る 。 私 は すべ て の 時代 の 人 聞 と人 間が生 み 出し た もの を体 験 した 。 表 面 的 に は分 か らな い が 、 我 々 は 皆相 互 に結 合 して い る 。 我 々 は不 可視 の もの で 結合 され て い る。 … すべ ての 時 間は 現在 に あ り、すべ て の 空 間は こ こ に 合っ た。 人 間 の エ ッ セ ン ス と花の エ ッ セ ン ス が 池の 中の 水滴 の よ うに 集合 して い た。 5 次元 で は集合的 で あ る と同時 に個 が あ っ た。 私は 全 面的に 愛 に よ っ て 受容 さ れ た 。 そ の 愛は 波 動 の 形 で伝 わ っ た 。 」 と言 われ て い る。
別の 例 で は 「体外 離脱 は脳 に よ っ て 物 質 界 から 5 次 元界へ と 自己 意識 が 投射 さ れ る 出来事 である 」 と言わ れ て い る。
D ．ゴ ー ブ ル に よ る と 「物 質界 を超 え て 5 次元界へ と自分の 意識は 拡大す る と、 そ こ で は何も制約 と境 界 を感 じなか っ た。 自分 は全体の 一部 で あ り、区別が な か っ た 。 全 知識が 与 え られ、自分 の 思 い に 従 っ て 対象 を拡大 した り縮小 で きた （思 念 形 態 ）。 す べ て の 対 象 は、 オ ーラ に包ま れ 、絶 えず形 と色 を変化 させ て い た。 5 次 元の 光 の 世 界 は 、 こ の 物質界 よ りも高い 振動数であ り、 死 とい うの は 5 次元 界 へ の 高 い 振 動数 にチ ェ ン ジする 出来事で あ り、原子構 造 の 再 配 列 、分 子 の 変形 、 意識 の シ フ トが 生 じる 。 高 い 振動数 へ と シ フ トした た め に 、 渦 巻 きの トン ネル を猛ス ピー ドで 光 の 世界へ と飛 行 した よ うに感 じられ る 。 」 と い うこ こ で は 光の 世界 が 5 次元 界 で あ り、 トン ネル は 5 次元 界 の 高 い 振 動数へ の 移 行で あ る とされ て い る。 またすべ て の もの は 思念形態 とし て 現実化 さ れ る の で 、 固定 した 形 は な く、5 次元 界 に は何 の 制約 もな い の で 、全 知 識が 与 え られ る と言 わ れ て い る 。

他の 例 で は 「外 か ら宇宙 全体 を見 る こ とが できた 」 と述 べ られ て い る が 、 こ れ は 5 次元 から宇宙全 体 を見 た とい うこ とで あ ろ う。
多 くの 事 例 で は， 臨死体 験 は 通 常 の 4 次元 時空 を超 えた 高 次元界 で あ っ た と報告 さ れ て い る
あ る 臨死 体 験者 は 「我 々 の 物 質界 と は 振 動 数が 異な る 次元 で あ り、 理解 も知性 も異 な る 形 をと っ て い る 」 と述 べ て お り）、次元 の 違 い が 振動 数 の 違い か ら生 じ る こ とを示 して い る。あ る神 秘体 験 で 、 物 質 で は な い すべ て の 生 命 とエ ネル ギーの 根源 で あ る 天 の 光 を10次 元界 で 体 験 した とい う例が あ る。 そ こ に は 時 間 と空 問の 制 約が なか っ た と言わ れ て い る）。

皿 通 常の 知 覚 と 5 次元 界 の 知 覚の 相違に つ い て

5 次 元界 で の 知 覚 は、 通常 の 我 々 の 知 覚 （4次元時空連続体） とは 違 っ て い る。 す で に述 べた よ うに、 5 次元 界 で は すべ て の 部分が 相互 に結合 し て 、 分 離す る こ との 出来 な い 仕方で 、 1つ の 統 合体 を形成 して い る の で 、 そ こ に は 時間と空 間上 の 分 離 とい う もの は な い 。 見 る 主 体 と見 られ る 客体 とは 完全 に 独 立 し た存 在 で は ない 。 固 定 した位 置 や場 所 や方角や形態 とい うもの は ない 。 視覚 を例 に と っ て 言えば 、 肉眼 は 肉体 と顔 に よ っ て 制約 さ れ て い る が 、 5 次元界 の視 覚 は 肉体 （物 質 ）か ら解 放 され て い る 。 個 は存在す る が 、独立 し分離 した存在 と して で はなく、 オーケス トラ の 中 の 各々 の 音の よ うに 、全体 と して 一つ に 統 合 された 状 態 （ハ ーモ ニ ー）と して 存在す る 。 ある 臨死体験 者が述 べ て い るよ うに 「遍在す る場 の 中 で 絶えず流 動す る 焦 点の よ うな もの 」 と して 個 は存在 して い る。見 る主体 と見 られ る 客体 は 1体 化 され 重 ね合 わ せ にな っ て い る 。 5 次元界で は 、すべ て の 事象 が同時 に 遍在 して い る の で 、 視 点が 至 る所 に 同 時に存在す る こ とが 可 能 とな る。 言 い 換 えれば 空 間上 の どの 視点か ら も同時 に対象 を見 る こ とが可能 と なる の で 、対象 を同時 に 360度 の 角度 か ら見 る こ と が で きる 。 我 々 の 通 常の 視覚 は 、対象の 表面 に 反射 した光 が伝 える情 報 を、 脳 が 情報処理 した 結果で ある 。 従 っ て 対象 の 表面 しか分か らず， 中 味 は分 か らない 。 こ れ に対 し て 、 5次元界で は 、すで に 指摘 した ように、 見 る主体と見 ら れ る客体 は 1 体化 して い る の で 、 対 象の全 て が 分 か る （中味 も分 か る）。 5 次 元 界 で は思 念形態 （thought form）が すべ て を決 定 してい る の で 、通常の 5 感 の よ うに、 感覚 が分 離 して い ない で 、 1 体 に な っ て い る もの と思 われ る 。
こ の 点は 遠 隔透視 と テ レ ポ ーテ ーシ ョ ン が 5 次元界 で は 区別で きない こ と を意味 し て い よ う。